脳みそにたくさん汗をかく

    3連休の2日目。
    チームの平均年齢をグッと下げた新メンバー・KaoriさんのPu/Tトレーニング2回目。
    フライト前のルーティーン、パイバル計測にて190度〜200度方向の風を見て、
    某お隣さんチームが花しょうぶ園がある大和中央公園近くの某地からの離陸を画策しているのを見て、当初の北ランチ(R34嘉瀬大橋北側のいつもの離陸地)から急遽予定変更しました。

    ここ最近までのフライト活動は皆、パイロットライセンス取得者のみの活動。
    フライト毎のP1(メインパイロット=フライト責任者)は意識しつつも、
    気球のセッティングから立ち上げ、フライトから回収に至る全ての流れは、
    あうんの呼吸で速やかに展開していくのですが、
    Pu/Tトレーニングでは、インストラクター(教官)の指導のもと、体系的に学んでもらうために、
    あえて、トレーニング生をメインパイロットのように位置付けて、
    トレーニング生の指示の元でチームメンバーが立ち上げ準備を進めていくことがあります。
    トレーニングが進むにつれて、最年少のKaoriさんが年上のメンバーにパリッと指示を出す日、
    成長がなんだか楽しみであります。

    今日は、離陸後、嘉瀬川の北ランチを左に見ながら、福諸江川の国道207号線南側あたりでIML(中間着陸)。
    乗る人が1人後退に合わせてガス(シリンダ)を交換。後半も引き続きKaoriさんのトレーニングで、
    牛津川の右岸(進行方向で対岸側)の土手上でランディング(最終着陸)となりました。
    嘉瀬川河川敷もそうですが、牛津川土手もところによってはカレンダー上の休日でも
    工事のトラックが行き交う日もあるのですが、今日はどうやら工事お休みのようでした。

    離陸から最終着陸まであっさりと書いてしまいましたが、
    上空では「ちょっと高さが上下してしまうと気球の進行方向が変わってしまい、
    パワーラインなど障害物の方向に行きそうってことでやり直さないといけない」とか
    「着陸したいと思ってたところにスマートに降りれない」とかバーナーを炊く長さ(時間)や間隔のこと、
    降下の調整に使うリップラインの使い方など、いろんな指導がありました。

    パイロットになるためにはやること覚えることがいっぱいあって、
    トレーニングフライト中は、風に乗って動く気球の中で、脳みそにたくさん汗をかいてしまいそうです。
    「好き」で飛び込んだ本格的な気球の世界。トレーニング重ねて、その世界を広げてねーと思ったのと、
    たくさん汗をかいた自身の当時の頃を少々思い出した今日のフライトでした。

    3連休最終日の朝は雨予報。雨が苦手な気球。というわけで活動はお休みです。

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