1カ月ほど前の5月28日、大分県日田市中津江村と熊本県小国町にまたがる、筑後川水系の下筌ダム周辺で行われた「松原ダム・下筌ダム感謝の集い記念祭」でのバルーン係留に行ってきました。
下筌ダム建設にともない、「蜂の巣城紛争」といわれるダム建設予定地住民によるダム反対運動が起こったことがきっかけで、公共事業の在り方に大きな影響を与えたダムだそうで、1973年にこれらのダムが完成して今年で50周年。ダムに感謝するセレモニーやイベントを筑後川ダム総合管理事務所や地域のNPOなどが企画したということだそうです。
記念祭を主に企画したのは日田市でさまざまな地域盛り上げ活動を主宰されている方で、地域を跨いだ横のつながりで、記念祭の一環で「気球の上からダムを見よう」という趣旨で我々チームを呼んでもらうことになりました。
しかし、事前の実施予定場所確認でバルーン係留をするにはとても狭いところ。メイン会場から少々離れた場所に変えることになりましたが、それでも十分な広さではなく、実施時間もメインイベント時間に合わせ12時からと、普段、なかなか実施しない時間帯に…となったため「主に子ども向けに気球を使った教室や体験イベント」と予定を変更。チームからはどんな対応でもできるよう、気球はチームが扱う小さめ気球「Flying K」を、さらに球皮内体験などいろんな準備をして当日、現地に伺いました。
気球イベントを行った場所は、決して広い場所ではなく、風で気球が揺れ始めたらすぐに畳むべき…というところだったのですが、木に囲まれた場所だったことなどもあり、我々が気球会場に到着した12時ちょっと前からイベント時間中、ほぼずっと風が穏やかで、気球について説明する教室に加え、ほんの数メートルの高さでしたが、気球会場に来られた方に乗ってもらうことができました。ついでに「絆」モデルのミニバルーンも見てもらい、楽しんでもらいました。12時〜15時まえまでの昼間の時間にバッチリ気球を立ち上げ続けられたのは奇跡でした。(普段の気球係留や気球活動は早朝をオススメします)
コメント
コメント一覧 (2件)
久しぶりの係留でしたが、森が風をさえぎって最後まで立ち上げていられたのは奇跡に近い出来事でした。
ミニバルーンもこれまたイベントでは久しぶりで、我々も多少戸惑いながらの活動でしたが子ども達に喜んでもらいました。
また、どこかで皆さんに見てもらえたらいいな!(^^)!
本当に久しぶりの係留でしたが、参加してくれた子供さんたちの笑顔を見れて、私たちも楽しかったですね。 また頑張りましょう。